生存者への取材と資料調査を徹底し、確認できた事実だけを抑制した筆で積み上げる記録文学を確立した。戦艦の建造から少年兵の沖縄戦まで、戦争を「事実の細部」で描く。自身の少年期の空襲体験は晩年の回想記に書き残した。
著者紹介は「何を史料に、どう書くか」の事実記述に限っています。視点の違いは「対で読む」の本の並びでご覧ください。
収録している5冊
殉国
殉国 陸軍二等兵比嘉真一
14歳で沖縄戦を戦った実在の少年兵・比嘉真一の体験を、本人への取材で再構成する。子どもが兵士にされた戦場の実相を、抑制した筆で記録した一冊。